小川に架かるガーダー橋(前編)~100均ケースジオラマ 第3弾~

今回のテーマ

わたくしついに、“橋”デビューします!

…そうなんです。実は橋を購入するのはこれが初めて!

橋を使うジオラマは必然的に高低差のある地形になるので、工作難易度が高いという印象から手を出してきませんでした。

ですが、これまでの経験を活かせば何とかなるんじゃないかということで、ついに購入に踏み切りました。

購入したのはこちら。

KATOの「単線プレートガーダー鉄橋」です!

今回はこのガーダー橋を主役に据えたジオラマを製作しようと思います。

テーマは「小川に架かるガーダー橋」としました。

材料

  • コルクボード3mm厚
  • スタイロフォーム
  • 特性地面材
  • 砂利、石
  • リアリスティックウォーター
  • ウォーターエフェクト
  • フレキシブルレール(KATO)
  • 単線プレートガーダー鉄橋(灰色)
  • ラッカー塗料 茶色系
  • ウェザリング用品
  • 緑化用のフォーリッジ、パウダー等
  • その他情景アクセサリー
  • コレクションボックス・アーチワイドL型(ダイソー)

作業工程

①ガーダー橋の塗り替え

本来ならまず初めにジオラマの製作手順を吟味すべきですが、どうにも気分がノッてしまい橋の塗り替えをしてしまいました(;・∀・)

KATOの単線プレートガーダーには「緑・朱・灰」の3色がラインナップされています。

当初は朱色を使用する予定だったのですが、現物を見るとどうにも安っぽい赤色…。

もうちょい重厚感のある朱色を想像していたのでどうしようかと悩んだのですが、「それなら塗り替えてしまえ」という結論に。

ですので、あえて灰色のガーダー橋を購入して塗り替えることにしました。

まずはガーダー橋をパーツごとに分解。

「レール・枕木・橋主要構造・ユニジョイナー・橋脚ジョイント」に分かれました。

ユニジョイナー・橋脚ジョイントは使用しないので、しまっちゃいます。

それでは塗り替え。

あずき色+ウッドブラウンを調色し、主要構造パーツにエアブラシで吹いていきます。

そのまま枕木も塗り替え。タン+グレーを調色して吹きます。

塗り替えが終わったらそのままつや消しスプレーを吹き、ウェザリングも施します。

組み直したものがコチラ。

グッドな雰囲気に仕上がりました。

重厚感もそれなりに出ていますし、問題なさそうです。

②開発計画の検討

橋の作業がひと段落したところで開発計画を練ります。

…と言ってもそこまで大したものでもありません。

ガーター橋の長さに収まる幅の川を、中央に若干斜めにして配置。

両脇には砂利を撒いて浅瀬を作り、その上にガーダー橋を配して両端に橋脚を設置。

最後に両岸から川に向かっての傾斜具合をざっくりと決めればOK…と思ったのですが、思いのほかスペースが余ってしまいそうです。

どうしたものか。

検討の結果、左の岸を超えた先に山とトンネルを設けることにしました。

今度は高さがキツキツになりそうですが…(笑)

まあ大丈夫でしょう。

そんなこんなで開発計画は完了。本格的に着工します。

③地面心材と橋脚の設置

まずは両岸の地面となる心材を加工して設置します。

これにはストックにあった3cm厚のスタイロフォームを使用。

計画に従ってスタイロフォームをカットし、橋脚の設置場所をあらかじめ切り抜いたら土台に接着します。

そうしたら橋脚の準備を。

今回はTOMIXのレンガ橋脚を採用しました。

元々ちょうど良い色になっていますので、ウェザリング後、開けておいた穴に固定します。

④トンネルポータルの塗装・設置

続きましてトンネルポータルの設置です。

用意した津川のポータルを、橋脚の色にならって赤レンガに塗り替えます。

イイ感じにウェザリングをしたら接着。

⑤線路土台のコルクシートを接着

セリアのコルクシートを2cm幅に切り出し、線路の敷設予定地に接着します。

ここで橋や線路の仮置きを行ったのですが、橋の部分のレールが1mmほど高くなっておりました。

そこまで気にならないレベルではありますが、念のため高さを調節。

0.5mm厚の厚紙を適宜接着し、高低差を緩やかにしました。

橋は仮置き状態ですが、この時点でそれなりの雰囲気が出ていますね!イイ感じ!

やはり橋という構造物の存在感は大きいですね。

続きは中編にて!

お次は地面作りに…と行きたいトコロですが、今回はキリがいいのでここまでとします。

次回は地面作りやレールの設置、川づくりにも着手していきますのでどうぞお楽しみに。

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!



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