バラスト撒き ~T-TRAKジオラマ製作後記 その19~
作業日:2021/7/22
作業日和の4連休!
今週は待ちに待った4連休!
いくつか入っていた予定がことごとく流れてしまったのは残念ですが、「ジオラマ作りに専念しなさい」という思し召しなのでしょうか。
思し召しなら仕方ありませんので、この4連休はエンジン全開でいきましょう!!
ということで連休1日目。
本日はついにバラスト撒き敢行と参ります!
地面の方は既に仕上がっており、問題なさそうです。
バラスト調合
既に線路のバラスト部に着色しているので、手持ちのバラストを色々調合し、違和感のない色合いを探すこと少々。
KATOのバラストナノ(ブラウン)とRストーン(Nバラストローカル)を2:1程度で混ぜたモノを採用しました。
固着には以前のレイアウト製作に使用した実績を鑑み、マットメディウムと水を2:3程度で混ぜたモノを準備。
掃除用の界面活性剤も微量混ぜております。
と、いつもはこれだけで固着に入るのですが、今回は新たなテクニックを使用。
両面テープを使った、簡単確実なバラスト散布術
それが「散布箇所にあらかじめ両面テープを貼り、散布の補助とする」というモノです。
多くの方が採用している手法なのですが、特に「薫風」さまのブログ『オフのデスクトップ』掲載のT-Trakジオラマ製作後記を拝見し、得た知見になります。
薫風さま、いつもながら参考になる記事をありがとうございます。
そんなわけでホーム沿いの線路に両面テープを貼り付けていきます。
ホームと線路のスキマにも貼り付け、散布の補助とします。
貨物ホームのバラストは少々乱れていてもイイかなと思い、ママでいきます。
両面テープが張り終わったので、バラスト散布。
まずは両面テープ部にのみ撒いていきます。
撒き終わったら、ジオラマの土台ごと裏返して余分なバラストを落とします。
この両面テープ法、何が良いってこれだけで平滑にバラスト撒きができてしまうのです!
平らにならす手間を省きつつ、仕上がりがキレイになる…まさに一石二鳥。
固定レイアウトでもハンディクリーナーで余分は除去できますし、どんなレイアウトでも有用かもしれません。
やはり先人の知恵には得るものが沢山ありますね。
…閑話休題。
バラストを落としたあとは、多少撒いたバラストにスキマができるので、そこは手作業でケアします。
盛りが足りない部分にも適宜撒き直して調整。
ホーム部はそれで完了ですが、引き込み線のほうは枕木間にも撒くのでちょっと大変です。
小筆も使って根気よくならしていきます。
程よい仕上がりになったら固着液を滴下。
毛細管現象の力も借りつつ、バラストが乱れないよう慎重に浸みわたらせます。
固着液は問題なく撒き終わりました。
あとは乾燥を待つのみ。明日が楽しみですね。
というワケでまた次回、どうぞお楽しみに。