駅舎の内装処理と組み立て ~T-TRAKジオラマ製作後記 その20~
作業日:2021/7/24
駅舎作りの総仕上げ!
7月後半4連休の2日目!
いい加減駅舎の製作にキリをつけないとスケジュール的にマズそうなので、今日は駅舎の仕上げを行います。
駅舎製作、残っている作業は
・内装張り
・シール・ステッカー貼り
・ウェザリング
・人形の設置
・組み立て
となっておりますので、順番に消化していきます。
内装張り
建屋内側の壁面を自作のシールで表現しようという試みです。
こちらは常日頃から参考とさせて頂いている先人の一人、国鉄露太本線様の作例から着想を得たアイデアです。
Illustratorを持っているとこういう時には大変便利です。
下部は板張り、上部は白壁と、駅舎外装と同様です。
横向きの梁が2本刺さっていますが、梁の間のタテ寸法は窓枠のものと併せてあります。
こうしておけば窓枠部のシールを切除するのがかなり楽ちんになります。
そんなこんなで加工したデザインを100均のシール用コピー用紙に印刷。
不要な部分を切除して貼り付けたものがコチラ。
めちゃくちゃ良いではないですか!!
流石に外装に使えるほどの精密さはありませんが、内装に使う分には十二分の出来でしょう。
仮組みするとさらにその良さがまざまざと…!
貼り付けにかなり時間がかかりましたし、なにより今回のジオラマには電飾をしませんので、実は内装をいくら頑張っても暗くて見えないのです…。
ただ、それでもやってよかったですね。
この手法はまたいずれ出番がありそうです。
シール・ステッカー貼り
壁紙を貼り終えたら、ポスターや掲示板などのステッカーを張っていきます。
純正のデカールはもちろん、ジオコレのキットに入っているシールから使えそうなものを色々流用し、できるだけにぎやかにしていきます。
やはりポスターなんかのシールを貼ると、かなり精密感が高まるので面白いです。
ウェザリング
組み立てに備えて外壁のウェザリングをば。
スミ入れ塗料でスミ入れと汚しをしたら、Mr.ウェザリングカラーで砂埃をつけます。
フィギュアの設置
待合室には待合客が欠かせません!
仲よく寄り添う親子連れに、待ち合わせかと思われる女学生。
などなどにぎやかな雰囲気に。
検札口に立つ駅員には、小さな書類を持たせました。
微妙に差し出された左手がなんだか寂しそうにしておりましたので(笑)
結果的には元々何か持っていたんじゃないかと思うくらいピッタリはまって良い感じ。
この後来る列車の時間でも確認しているということにしましょう。
組み立て
いよいよ土台に固定します。
こうなるともう大きな加工はできなくなるので結構緊張しますが、スケジュール上そうも言ってられません。
意を決してタミヤセメントにて接着。
…こりゃあいいぞ!!
メッチャ良い…。堪らんですねコレは。
時間も手間もかなりのモノでしたが、苦労した甲斐もあったというものです。
ようやく駅舎の製作が完了し、ボード上もかなり良い雰囲気になってまいりました。
…が、この時点で搬入日まであと23日…。どうなることやら。
というところで今回はここまで。
次回をお楽しみに。