みにちゅあーと組み立て編① 祠B
多摩井鉄道ゆるゆる開発記
【第36回 みにちゅあーと組み立て編① 祠B】
最近は風景を彩るアクセサリーの製作に余念がありませんが、ついにこちらのアイテム群を入手しました。
「さんけい みにちゅあーと」シリーズです。
基本的にレイアウトやジオラマに使用する建物やアクセサリーと言えば、プラ製のキットが主流です。
ですが、さんけいさんの「みにちゅあーと」という商品群は、なんと紙製のキットなのです。
私も当初は「紙製かー。ペラペラなんでしょ実際のトコ…。」と、その品質を疑問視しておりました。
しかし調べてみると、痒い所に手が届くようなラインナップに目がとまりました。
このラインナップでクオリティさえ悪くなければ、メッチャ使えるのでは…?
というわけで例によって情報集め。
色々と調べた限り、評判の良いアイテムであることは間違いなさそうです。
建物のラインナップとしては、昭和期の情景に似合う建築物が充実しているという印象です。
ジブリ作品に登場する特徴的な建築物もペーパーキット製品として販売しており、そちらも大人気の様相を呈しているようです。
そんな「みにちゅあーと」ですが、中でも特筆すべきは「細かい情景アクセサリー」の豊富さでしょう。
自販機や自転車などの本当に細かい情景アクセサリーというのは、主要なメーカーからはあまり出ていませんし、あったとしても意外にお値段お高めなコトがしばしば…。
そんな心とレイアウトのスキマを埋めてくれるのが、「みにちゅあーと ジオラマオプションキット(1/150)」の製品なのです!(力説)
価格はお手ごろで、楽天市場で購入すれば送料無料(一部除く)というオマケつき。
これは利用しない手はない!
ということで色々購入してみたワケです。
現在作成中のレイアウトに使えそうなキットを中心にチョイスしました。
早速どれか組み立ててみましょう。
ということで今回は、タイトルでネタバレしている「祠B」を組み立ててみようと思います。
開封。
いやーパーツが細かい!!
…のに、祠の扉の格子はなんと一つ一つ穴が開いています…!
なんという精密さ…恐るべしレーザーカット技術。これが「みにちゅあーと」の凄いところです。
パーツによって紙の厚みは異なるのですが、全体的にかなり厚めの紙で構成されています。
強度面には不安を感じません。
作り方は至ってシンプル。
パーツを台紙から切り取り、説明書に沿って接着していくだけです。
(パーツによっては接着の順番に気を使った方がいい場合もありますので、組み立て前に仮組みすることをおススメします。)
詳しい組み立て方法は、さんけい様の公式ブログが大変参考になります。
是非ご参照ください。
みにちゅあ―とブログ
台紙に色がついていますので、みにちゅあーとは基本的に塗装不要。
ですが、今回はキットそのままの色合いだと風景に合わなそうだと思い、一部パーツの色を塗り替えました。
塗装にはいつものラッカー塗料を使用。
シッカリした紙質なので、ラッカー塗料程度でへたれることはありません。
(一応、塗料は薄めずに塗りましたが。)
塗料が乾燥したらパーツを切り取り、組み立てていきます。
完成!
これは驚きました。じつに端整な出来です。
この画像はかなりのどアップで撮りましたが、キットの精密さが分かるでしょうか。
何のことはない砂利道でも、こう言った祠やお社を置くだけで素晴らしいアクセントになります。
手を合わせている人間を一緒に置けば、それだけで一つのドラマが生まれるでしょう。
今回開封した「祠B」のキットには、2タイプの祠と、おまけの石碑が入っています。
これでお値段330円。
この値段をどう感じるかはそれぞれでしょうが、私としてはお買い得かなと思いました。
どこに置くかは、他のキットも組み立ててから考えましょう。
ということで今回はここまでです。
次回も、みにちゅあーとキットの組み立てをやっていきますよー。
それではまた次回。