TOMIX ペイントマーカーで線路を汚す
多摩井鉄道ゆるゆる開発記
【第5回 TOMIX ペイントマーカーで線路を汚す】
さて、模型趣味を始めた人が必ず触れることになるであろう技術があります。
それが「ウェザリング」。
いわゆる“汚れの表現”ですね。サビやらススやらホコリやら…。
鉄道模型でも、臨場感あるジオラマを作りたければ必須のワザと言えましょう。
車輌のウェザリング、建物のウェザリング、線路のウェザリングなど、
汚れ表現が活きる場所はたくさんあります。
ただ…模型初心者の私がそんな技術を持っているはずもなく。
初心者向けのウェザリング用品はないのかと探していて、見つけたのがこちら。
「ペイントマーカー(TOMIX)」です。
主にレールのウェザリングに使う製品で、普通のペンと同じ感覚で使えます。
色は赤系サビ・黒系サビ・黄系サビの三色セット。
…というかセット品しかないみたいです。
そこが微妙と言えば微妙かもしれませんね。
使い方はとっても簡単。
ペン先にインクを染み込ませたら、こんな感じでレール側面をなぞっていくだけ。
ホント簡単です。
塗り残した部分も、あとからペン先でチョンチョンつついてやればOKです。
レール上面などにはみ出てしまった場合は、綿棒などで拭き取りましょう。
今回は試しにアカサビ色を塗ってみました。
塗装前と後の比較。
効果は一目瞭然ですね。
一気にレールに使用感が出ました。照明の反射も抑えられ、落ち着きを感じます。
KATOの124mmレールを塗りましたが、ものの1〜2分で塗り終わりました。
塗料を扱ったこともないし、ましてエアブラシなんて…という私のような初心者にとってはかなり役に立つアイテムです。
検討の結果、ジオラマでは黒サビ色を使うことにしました。
それではまた次回。