タミヤの塗装ブース、ついに購入!

06/04/2021

今回のテーマ

「スプレーを使うたびに屋外やキッチンに行くのも面倒だなあ…」

「作業部屋でエアブラシを使うと匂いが残るしなぁ…」

塗装に関する悩みは模型趣味につきもの、だと思います。

そんな悩みを解決するのにうってつけのアイテムを見つけてはいましたが、もちろん安い買い物ではなく…。

ずっと買うかどうか迷っていたのですが、この度ついに購入に踏み切りました!

それがコチラ!

『タミヤ エアーブラシシステム No.34 スプレーワーク ペインティングブースII ツインファン』

です!!箱がデカい!!

今回はこの塗装ブースの開封、組み立て、実際に使ってみた感想をご紹介します。

まずは開封

何はともあれ開封。

それにしても箱が大きい。大きい割にはそこまで重くないんですけどね。

中身は以下の通り。思いのほかシンプルな内容です。

  • 本体
  • バイザー
  • シロッコファン×2
  • ファン固定用ねじ×8
  • 排気ホース×2
  • 説明書

シロッコファンはこんな感じです。

なんだか凄そう!

組み立て作業

パーツが少ないので、組み立てもとってもシンプル。

  • ①本体にシロッコファンをねじ止め
  • ②ファンに排気ホースを差し込む
  • ③塗装スペースの囲いを組む

こんなモンであっという間に完成です。

一気に“模型部屋”らしさが上昇し、私のテンションも上々です!(笑)

今回は追加でこんなモノも購入しました。

『GSIクレオス Gツール GT03E Mr.スーパーブース用 排気口アタッチメント』です。

こちらは塗装ブースから延びる排気ホースの先端に取り付けることで、窓を少ししか開けなくても排気できるようになるというシロモノです。

夜中に窓を開けていると、虫が入ってきてうっとおしいですからね…。

こういったかゆい所に手が届くアイテムは助かります。

タミヤ純正品ではないのですが、接続部の直径が一回り大きいのでそのままハマります。

ユルユルなので何かしらのテープで巻く必要はありますが…。

(…なんでタミヤは純正品で作らないんでしょう?塗装ブースのセットバリエーションにすれば普通に売れると思うのですが。)

ともかくこのアタッチメントを取り付けて窓に挟みます。

窓の開き具合が最小限に抑えられているのが分かるかと思います。イイ感じです。

試運転に向けてセットアップを進めてきましたが、気になったのが肝心のステージ部分。

塗装対象の置き場所になるハズですが、床面から浮いているせいでグラグラします。

支えとなる板のようなモノを用意した方がいいかもしれません。

私は余っていたスチロール版で工面しました。

(↑画像でステージ下部に敷いてあるコルクっぽいシートがそれです)

また液だれなどに備え、塗装ステージの下面にキッチンペーパーも貼りました。

なんとなく安心感UP。

最後にファンのコンセントプラグを差し込めば準備OK!

試運転!

早速試運転をば。

…思いのほか静か。そこらのドライヤーより全然静かですね。

模型部屋で使う分には音の問題はなさそうです。

となると、問題は実戦です。

普段行っている3つの作業を試し、塗装ブースのお手並み拝見と参ります!

※ほぼ模型専用の6畳間で使用した場合の感想となります。

【実験①】エアブラシを使用したラッカー塗装

まったく問題ありませんでした。

特に、スプレー作業後のニオイ残りが格段に軽減されました。

(※ちなみに、私が使っているエアブラシはコンプレッサーを用いる本格的なものではなく、簡素な充電式タイプです)

スプレー時はファンを2基回し、吹き終わったらパーツを吸気口の辺りに置いたままファン1基運用にすることで、乾燥しきるまで匂い対策が可能です。

揮発していく溶剤を吸い込む形になるワケですから、乾燥時間の短縮にもなっているのかもしれません。

(実感出来るほどではありませんでしたが。)

【実験②】「Mr.スーパークリアー つや消しスプレー」を吹く

これも問題なし!

粉塵が周囲に積もっている様子もありません。

【実験③】「タミヤ No.42 スーパーサーフェイサーL」を吹く

一番の問題はココでしょう。

なにしろサフ吹きの粉塵は尋常ではありませんので…。

以前キッチンで吹いて痛い目を見ました(;´∀`)

ここをパスしてくれると、今後の作業性が大改善されること間違いなしなのですが…。

結果は一応問題なしでした!

「一応」と、少し歯切れの悪い言い方ですが。

一切の漏れなく吸い込むかというとそうでもなく、やはり僅かに吹き返されているようにも見えます。

ですが周りに粉塵が積もっているようには見えませんので、ひとまず問題なしと言って良いでしょう。

実験終了!

というわけで購入時の試運転は無事終了し、十分な活躍が見込めることが分かりました。

作業性の向上は確実でしょうし、良い買い物ができたかと思います!

筆塗り作業をする際も、ファン一基だけを回しておいて「換気扇&乾燥ブース代わり」に出来るのでGOODです。

なお①・②・③ともあくまで数回試しただけなので、今後使い続けていくことで違った評になる可能性は大いにあります。

なにか起きたその時は、もちろん記事にしますのでお楽しみ(?)に。

あ、そうそう。

作業をしないときは、ホースを別の場所に片付けてバイザー部を畳むことでこれくらいまでは小さくなります。

ということで「タミヤの塗装ブース、ついに購入!」でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!



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