地面造成計画・ボード枠組み ~T-TRAKジオラマ製作後記 その11~
作業日:2021/6/30
全体の枠組み作りに着手
真っ先にボードに固定しなければならないホームと駅舎、そしてレールがある程度形になりました。
今回は枠組み作りに取り掛かります。
地形に高低差があるので、ここを決めないと化粧板やボード側面の加工に入れないのです。
では早速。
山を設置する右奥は後回しにし、それ以外のフチを10mm角棒と3mm角棒を組み合わせながら囲っていきます。
これはT-TRAKコンテストで何度も賞を取っている超ベテラン、薫風氏の技法を参考にさせて頂いたものです。
かさ上げに使う心材を隠すことができるため、見栄えが良くなります。
薫風様、大変参考になる記事をありがとうございます。
ホーム奥側の土地はホームとツライチになる高度までかさ上げすることにしました。
ホームの高さが12.7mmでしたので、以下のような手順で地面を底上げしていきます。
①1cm角材+3mm角材で高さ13mmの枠組みを作成(ホーム手前の枠は3mm)
②その内側に10厚のスチレンボードと2mm厚のコルクシートを敷き、合計12mmかさ上げ。
③残りの0.7mmは地面材を塗布し、ホームの高さを地面の高さをツライチに。
とまぁ、こんな感じで地面の基礎を作っていく予定です。
今回は①まで進みました。
…正直あまり進んでいないように見えますが、結構時間を食いました(;^ω^)
線路やホームパーツと干渉する部分は丁寧に角材を切り欠き、綺麗にハマるよう調整しています。
ここをキチンと仕上げておけば、ニスを塗った後の仕上がりも変わってきそうです。
右奥の農場地帯は1cm厚のスチレンボードを何枚も重ねて段々畑を作り、その上は山が残っているようにする予定。
山を囲う化粧板は時間があるときに切り出します。
そんなこんなで今の全体図がコチラ。
枠組み作りは必ずしもなくても良い工程ですが、こうすることで後の地面作りがぐんとラクに、そして綺麗に進めることが出来るハズです。
次回も地道に土台いじりを進めていきます。
それではまた次回も、お楽しみに。