大宮の鉄道博物館に行きました!(後編)
今回のテーマ
大宮てっぱく旅行記後編。
今回はメイン展示となる車両ステーションを中心に見ていきます。
それではどうぞ。
本物の車両がズラリ!車両ステーション
大宮の鉄道博物館と言えばココ!というエリアですね!
中央にどっしり構えるC57をはじめ、かつて活躍した様々な車両が展示されています。
このC57-135蒸気機関車は転車台の上に展示されているのですが、平日限定で「回転する転車台の上で時報代わりの汽笛を鳴らす」という特別パフォーマンスを見ることが出来ます。
文字通り“体中に響き渡る”汽笛の音を聞かせてくれました!
※蒸気機関は当然使用できないため、空気を送ることで汽笛を鳴らしているということです。
C57の周りには様々な車両が展示されています。
こちらはオハ31形客車。嗚呼素敵!
平日ということで親子連れがほとんどの客層を占めていたのですが、このオハ31を見た子供たちは口を揃えて「無限列車じゃん!!」とはしゃいでいました(笑)
(※鬼滅の刃は未鑑賞ですが、ファンの方々の発信を見る限り車内構造はオハ31形などによく似ているとのこと)
うひょー国鉄貨物!
戸口から戸口へ。
レムフ10000の車掌室。奥の小部屋はトイレです。
この頃にはだいぶ居住性が良くなっていたのですね。
他にも多くの車両が所狭しと並んでいました!圧巻!
SL版電車でGO!? D51運転体験
今回個人的にかなり楽しかったのがコチラ『D51運転体験』です!
完全にノーマークだったのですが、やってみたらかなり面白かったです!
前方に映っている映像やサウンドが各種運転機器と連動しており、まるで機関士になってD51を走らせているような体験ができる設備となっております!
要は『電車でGO!! D51版』のようなものだと思って頂ければ。
体験には専用アプリでの抽選に受かる必要があるのですが、平日でガラガラだったこと、対象年齢が「中学生以上」だったことから当選は容易でありました。
運転台の様子はこんな感じ。
実車から持ってきた運転台が流用されているので迫力は十分!
スタッフさんから渡された真新しい軍手を装着し、満を持して運転台に腰かけます。
見た目ほど狭苦しくはなく、収まりが良い感じ。
早速体験スタート…といきたいところですが、ここで体験者はある選択を迫られます。
実はシミュレーションするコースにはには3つの難易度が用意されており、どの難易度の区間をシミュレートするか選択できるのです!
…ただし“選択”とは言っても、いきなり中級や上級を選択するのはあまり現実的ではないらしく。
今回はスタッフさんの指示に従い、おとなしく初級を選択しました。
ここまでくれば準備完了。実際に運転シミュレーションが始まります。
操作する機器は「加減弁ハンドル・逆転機ハンドル・単独ブレーキ・砂撒き作用コック・排水弁作用コック」の5種類と、結構多いんです。
なお機器の操作にあたっては、速度計・圧力計のチェックも必要となってきます。
これらの機器をスタッフさんの手ほどきを受けつつ操作し、SLを走らせていくワケです。
警笛ペダルもちゃんと足元にあるので、好きなように鳴らせます。
私はなんとなくで鳴らしていましたが…適切なタイミングで警笛を扱えば、「こいつ…できる!!」と思わせられるでしょう(笑)
今回選択したコースは「花巻駅→似内駅→新花巻駅」のルートを模したシミュレーションで、
停車状態→力行→惰行→減速→途中駅停車→力行→惰行→減速→目的地停車
の一連の流れを機関士の立場で堪能できます。
これだけでも十分に魅力的なシミュレーターですが、さらに特筆すべき点が。
なんとこのセット、「揺動」するのです!!!
速度が上がるにつれ車両の揺れを感じるようになり、橋ではさらに揺れが大きくなったり。
機関車の走行状態に連動してセットごと揺れるので臨場感が段違い!
ここまで大掛かりなモノはそうそうお目にかかれないと思います。
鉄道博物館に足を運ばれた際には、ぜひご体験ください。
その他(運転士体験教室・鉄道史・コレクションルーム)
そのほかにも運転士体験教室で体験授業を受けてみたり、鉄道遺産ともいうべき所蔵品が並んだ「コレクションルーム」に足を運んでみたり、時間いっぱいまで満喫しました。
ジオラマ展示室の近くに置いてあったNゲージレイアウト。
走行展示ではありませんでしたが、良い雰囲気の作品でした。
鉄道史ルームなど、時間が足りずゆっくり観られなかった展示もありましたので、また次の機会を作れたらと思います。
お土産をちょこっと。
最後にお土産を少々ご紹介。
てっぱくのショップで回したガチャガチャ。
HOスケールなんだそうです…可愛い。作業机に飾ります。
大宮駅にある鉄道土産ショップ「GENERAL STORE RAILYARD」でひとめぼれした国鉄コンテナティッシュケース!
センスが光る一品です。
というコトで大宮鉄道博物館のレポ…もとい旅の記録でした。
普段は模型ばかりであまり実車に関わらないのですが、やはり実物大の車両を見ることで感じるものも多いですね。
今後もこういった機会を作っていければと。
京都の鉄道博物館も行ってみたいですが…おいおい検討します。
それでは「鉄道博物館に行きました!(後編)」でした!
最後までご覧いただきありがとうございました!