トキ15000用積荷パーツの製作

最近はT-TRAKジオラマ製作の振り返りを続けていましたが、そちらはいったん置いときまして…久々のリアルタイム記事となります!

ということで、今回はトキ15000の運材積荷を表現できるパーツを作っていきます!

着脱可能な構造とし、使い勝手の良いパーツを目指します。

それでは製作開始。

①爪楊枝を積み上げる

今回木材代わりに使用するのは“爪楊枝”。相変わらず作業道具にも素材にも使える便利な奴です。

まずはこの爪楊枝を積み上げます。

カッティングマットに両面テープを貼って一番下の段を仮固定し、木工用ボンドを使って接着しつつ積み上げます。

6本、5本、4本の三段積みとしました。

②爪楊枝に着色する

ボンドが乾いたら着色。

タミヤスミ入れ塗料(ダークブラウン)を少し薄めたものを全体に塗っていきます。

乾燥させたら二度目の着色作業。

ただしこの時は一部の爪楊枝にのみ塗っていきます。スミ入れ塗料も薄めていません。

色の差をつけることでのっぺり感が消え、実感的に見えるような気がします。

③爪楊枝をカットして丸太に仕立てる

塗料が乾いた爪楊枝をカットします。

今回は4cm長になるようにカットしました。

切断作業にはタミヤクラフトのこを使用。

④土台となるプラ板を用意する

今回は着脱可能なパーツにしたいと思っていますので、貨車に直接接着せず、かわりに何かしらの土台に木材を固定する必要があります。

ということでプラ板を用意。

2mm厚のものをトキ15000に丁度収まるサイズに切り出したら、トキの荷台に近い色で着色しておきます。

(後で積荷を接着する箇所は塗らなくても大丈夫です。)

⑤丸太に縄を巻いて土台に固定する

それではようやく積荷をプラ板に固定…する前にもうひと作業。

木材を縛るロープを用意します。

これには手芸用の糸を用意しましたが、そのままではキレイすぎる白色ですので、タミヤスミ入れ塗料(ブラウン)を薄めて浸み込ませます。

これが乾くとちょうどよい色合いに。

ということで準備ができましたので、木材をプラ板に接着していきます。

まずは木材の裏面、糸を巻く部分に両面テープを貼ります。糸の仮止め用です。

両面テープで仮止めしつつ、糸を三周巻き付けます。

こんな感じです。

そうしたら糸が仮止めされている部分に瞬間接着剤を塗布し、そのままプラ板に接着!

これで糸の固定とプラ板への接着が同時に行えます。

接着した後のものがコチラ。

なかなか良い雰囲気ではないでしょうか。

実際に積んだ姿も良い感じです!

⑥ステーク棒を取り付ける

では完成…といきたいところですが、最後にもうひと手間。

ステーク棒を取り付けます。

(ステーク棒:積んだ木材が崩れないよう、スキマに差し込む木の棒)

これにはマッチ棒を使用します。

ただしそのままでは太すぎるので、タテに4分割して1mm径程度まで細くします。

その細い棒を7mm長にカットし、スミ入れ塗料(ブラウン)で軽く着色。

用意出来たステーク棒を瞬間接着剤で積荷パーツに取り付ければ、ようやく完成です!

⑦完成!

なかなか手間がかかりましたが、これで完成となります!

やはり無蓋車には荷を積むとにぎやか!

今回は3両分作ったので、それなりに存在感もあります。

黒貨車に混ぜて引かせてヨシ、運材車だけでまとめてもヨシと、かなり万能ですね。

2~3両繋いだままヤードや貨物ホームに放置してもいい味が出そうです。

縄掛けなどするとさらに良さそうですが、しばらくはこのままで楽しみます。

ということで単発企画、「トキ15000用積荷パーツの製作」でした。

最後までお読み頂きありがとうございました!

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