100均ケースジオラマ 第1弾 ~築堤を駆ける(後編)~
お待たせしました。後半戦です!
お待たせいたしました。前回の続きになります。
フレキシブル線路の設置が完了したところまで進んでいますので、今回は久方ぶりの「バラスト撒き」から作業再開と参ります!
作業工程
⑧バラストを撒く
ということで、辛くて楽しいバラスト撒きのお時間です…!
…と言っても今回はわずか16cmほどの区間。すぐに終わります。
バラストを撒いたら筆や串でならし、スポイトでボンド水を浸み込ませる…この繰り返しです。
あいかわらず、バラスト撒きが終わると雰囲気がぐっと引き締まります。
乾燥を待ちながら別の作業を。
⑨ラインテープの貼り付け
道路に各種ラインを貼っていなかったので、ここらで貼っていきます。
てのラマ道路製作の時と同じ要領でラインテープを貼ればOKです。
(→てのラマ道路についてはこちら)
⑩擁壁の追加工事
工程③で施工した、オリジナルのコンクリート擁壁。
雰囲気は悪くないのですが、帰り道に似たような壁を見かけてピンときたアイデアがありましたので、試すことに。
用意したのは0.2mm径のピンバイス。
これを使って一定間隔で壁に小さな穴をあけていきます。
そうです、「コンクリの壁にそういえば開いているあの穴」です!!
(この機会に初めて調べましたが、「水抜き穴」なんだそうですね。やっぱりそうだったのか。)
穴をあけるだけでもかなりリアル感が増しますが、もうひと手間加えて。
たまに水が流れているような雰囲気が、いい感じに表現できているかと思います。
ふとした思い付きだったのですが、かなり効果的でした!
⑪鉄路柵の設置
擁壁の上の部分にも変化を加えたいと思い、ストック漁り。
グリーンマックスの古い鉄路柵を見つけたので、擁壁上に設置しようと思います。
スミ入れ塗料のグレーとブラックを混ぜて塗りたくり、簡易的に塗装。
その後軽くウェザリングをしたら、前回製作した縁石の上に瞬着で設置します。
だいぶいい感じのディティールになってきました!
⑫レールにさび色塗装を施す
バラストに巻いたボンドが完全に乾いたので、サビ塗装を行います。
エアブラシでのサビ塗装は初挑戦。
丁度近所で資料写真を撮ってきたところだったので、それを参考にしつつ塗装。
慣れないエアブラシを使い、レール側面を狙ってシューっと…。
多少枕木にもかかるようにするとそれっぽいですかね。
乾燥後の姿がコチラ。
ちょっと色が濃すぎたかも…?しれませんが、なかなかいい感じです。
レール上面にかかった塗料は、溶剤を付けた割りばしでこそいでおきました。
レールの加工はこれで完了です。
⑬各所のウェザリングと緑化
擁壁、道路などのウェザリングを少々行った後、緑化を行いました。
このタイミングでガードレールも設置。
KATOのガードレールにつや消しを吹き、軽くウェザリングをしただけのものです。
⑭電柱&電線の設置
最後の仕上げで設置するアクセサリーとして電柱を用意していたのですが、「これをただ立てるだけってのもなぁ…。」と思いまして。
折角なので電線を張ってみることにしました。(結構なやっつけ仕事なんですが。)
とりあえず電柱を2本立てておきます。
そうしたら電線の用意。
0.5mm径の真鍮線が手元にあったのですが、黒染め液なんて持ってません。
ということで「ポスカ」を使って適当に黒塗りに。
塗料の乗りにムラはありますが、そのまま碍子に接着しました。
おお、やっつけにしては結構いい感じ!
電柱と電線が登場すると急に「日本の風景」度が高まります。
⑮看板の作成・設置
追加でもう一仕事。
元々は電線を貼って完成のつもりだったのですが、最後の思い付きというコトで「看板」を作ってみようと思います。
擁壁の部分に設置して、少しでもにぎやかにしようという魂胆です。
看板の画像はillustratorを使用して自作。
架空の建物や施設の名前を考えるのって地味に楽しいんですよね…(笑)
「岩咲(いわさき)美術館→贋作(がんさく)美術館」とか、
「楢野歯科→奈良の鹿」とか。
こういう遊び心が作業をより楽しいものにしてくれます。
ともかく、画像を作ったらそのまま家庭用プリンターで印刷して軽くウェザリング。
その後両面テープで擁壁に貼り付けます。
完成!
あとは車両を置けば完成です!
カッコいい!色々飾って楽しめます。
電柱や柵、看板もイイ感じです。
今回は久々に線路を使っての工作となりましたが、やはり線路が登場するとテンションが上がりますヽ(^o^)丿
鉄道車両も久々に登場し、鉄道模型ブログの面目を取り戻しました(笑)
そろそろ次のレイアウト作成も視野に入れていきたいところですが、もうしばらくは小型ジオラマ製作で色々練習していこうと思います。
ということで『100均ケースジオラマ 第1弾 ~土手を駆ける列車(後編)~』でした!
最後までお読みいただきありがとうございました!