てのひらジオラマを作る 第8弾 ~川を作る(前編)~
今回のテーマ
「山奥の谷を流れる渓流っていい雰囲気だな~。でも川って作ったことないなぁ…。」
「河川敷をまたぐ橋梁っていい雰囲気だな~。でも川って作ったことないなぁ…。」
…というコトで!(どーゆうコトだ)
小さいジオラマでウォーターエフェクトに慣れる計画Part2です!
以前の「海」に続いて、今回は「川」を作ってみようと思います!
イメージとしては中~下流域の河原です。
水の流れが見て分かるような水面を目指し、頑張っていきたいと思います。
それでは材料のご紹介。
材料
- リアリスティックウォーター
- ウォーターエフェクト
- 砂利
- シーニックセメント(KATO)
- ラッカー塗料 青・緑・白系
- 庭で拾った小石
- 木工用ボンド
- ダイソー MDF材 10×10cm
- 緑化用のフォーリッジ、パウダー
海を作ったときとほとんど同じですが、今回は河原の風景を作るために細かい砂利を用意しました。
それでは早速取り掛かります。
作業工程
①砂利を撒いて固着する
河原にしたい場所を決め、砂利を撒きます。
目立つようなスキマができないように気をつけてと…。
固着にはこちらのアイテムを用意しました。
KATO(実際にはウッドランドシーニックス社製)のシーニックセメントです。
こちらは乳白色のサラサラした液体で、乾くとマットな質感になるという接着剤です。
パッケージ変更を挟みながら長く販売されている製品ですので、ご存じの方は多いと思います。
樹木や地面のパウダー・フォーリッジの固着にも便利だというコトで、一応買っておいたのです。
…砂利への有効性は未知数ですが、折角なので試してみます。
全体が濡れる程度にスプレーで吹きかけ。
最初は純正の“スプレーヤー”を使ったのですが、勢いが想像の5倍くらいなもんで(笑)
砂利ごと「ビシャーッ!!」と吹き飛ばしかねなかったので、結局100均の化粧品用スプレーボトルに詰め替えて作業しました。
あとは乾燥を待つのみです。
②岩を置く
川に岩を置きます。今回は庭で拾ってきた石を洗って使用しました。
固着はボンドで。
③川底の色を塗る
シーニックセメントの乾燥を待ちつつ、次の作業に。
海の時と同様、土台の板に水の色を塗ることで深さを表現します。
塗料をいい感じに混ぜ、塗っていきます。
「浅いところ-深いところ」の2段階に分けるイメージで塗り、境目をボカシておきます。
④水素材投入に備えての準備
このあとリアリスティックウォーターを流し込むワケですが、その前に下準備をします。
以前から使用しているKATOのリアリスティックウォーターですが、この素材は流動性が高く、スキマがあると流れ出てしまう事も多いようです。
このジオラマでも、河原の石のスキマに毛細管現象が発生して吸い込まれる可能性があるので、事前に防ぐ必要があると踏みました。
ということでボンド水を用意。
水を張る予定の位置の砂利にあらかじめ流し込んで乾燥させることで、リアリスティックウォーターが浸み込まないよう予防します。
上手くいくかどうかわかりませんが、とりあえず試します。
ボンド水が乾くまで待機。
ついでにジオラマの周囲をマスキングテープで養生しておきます。
⑤リアリスティックウォーターを流し込む
準備が整ったので、リアリスティックウォーターを流し込みます。
投入したら気泡を除去し、乾燥するまで待ちます。
続きは後編にて
さて、キリが良いので今回はこの辺で。
一抹の不安が残りますが、果たしてどうなることやら…。
後編に乞うご期待。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!