ユニトラック複線線路のウェザリング ~T-TRAKジオラマ製作後記 その10~
作業日:2021/6/29
ユニトラック複線線路!
さて、レイアウトボードの加工に先んじて、線路のウェザリングをやっていきます。
今回はT-TRAKボードのセットに入っていた複線線路をそのまま使用しますが、ユニトラックの複線線路は初めましてさん。
ちなみに長さは248mmが2本に、62cmが2本(片方はフィーダー)です。
ユニトラックの複線線路は現代のPC枕木風の製品になっています。
枕木の色が白いので、非電化ローカルの風景だと浮いてしまいそうです。
バラスト色も鮮やかな灰色となっているので何とかしたいところ。
単線ユニトラックであればバラストを撒いて隠すところですが、複線線路のほうは枕木の高さがほとんどないため枕木間へのバラスト撒きがほぼ不可能。
この2つの問題を解決するには、やはり塗装で何とかするしかありません。
というコトで、まず用意したのはタミヤスミ入れ塗料のダークブラウン。
これを“バラスト面にのみ”塗っていきます!
この後エアブラシを使うつもりですが、その前に枕木とバラストの色調に差をつけるのが狙いです。
(今考えると、枕木ごと塗っても良かったかもしれませんw)
付属の刷毛を使い、地道に色を付けていきます。
塗り終わりました…キツかった(;´∀`)
未塗装と比べてだいぶ雰囲気がローカル線っぽくなりました。
それではエアブラシを用意し、タン+ウッドブラウンを混ぜて塗料を用意。
全体に吹いていきます。
2回ほど重ね塗りし、最後にレール側面にサビ塗装もしたのがコチラ。
枕木が茶色くなって良い感じに。
バラストの部分もまあまあな雰囲気になりました。
のちほどレール間の部分にはバラストを撒きますが、恐らく色調も馴染んでくれるでしょう。
というかバラスト撒きしなくてもいいかも…?
ここは検討しておきましょう。
貨物ホームの線路もテキトーに着色。
こちらは後程バラスト撒きをするので、枕木パーツが風景に馴染むよう軽く吹いておきました。
仮置き風景はこんな感じ。
これまでのパキッとした雰囲気が一転してゆったりとした色合いに。
だいぶ目指していた風景に近づきました。良かった良かった。
このタイミングで塗装した渡り板も、いい味出ています。
駅舎パーツのタッチアップも済ませましたし、順調に進んでいます。
すでに少しずつ進めているのですが、次回は土台周りの作業を中心に進めようと思います。
地味な絵面ですが、ここが肝心な部分でもありますので丁寧に進めなくては。
というわけでまた次回、お楽しみに。