商店街に連なる建物の下ごしらえ ~T-TRAK製作後記2022 その13~
気づけば搬入日まであと20日ほど。
去年よりも余裕をもって製作を始めたはずなのですが、結局今年も最後はバタバタですね…(;´∀`)
とにかく作業を進めましょう。
そろそろ地面作りを行いたいのですが、その前に建物を仕上げないといけません。
今回用意している建物は以下の通り。
- ジオコレ「街中セットA(医院・角の雑貨屋・平屋)」
- 街並みコレクション「日通営業所」
- KATO「鉄道官舎」
- KATO「構内建物セット(休憩室)」
- みにちゅあーと「小さな神社」
- グリーンマックス「火の見やぐら」
神社と火の見やぐらは既に完成しているので、残りの建物をガーっと仕上げていきます。
医院
元が結構いい雰囲気なのでほぼ加工ナシ。
内側に遮光処理(黒ラッカー吹き&適宜遮光シート貼り)を施してウェザリング、ポスターを張って完成。
なお、窓のクリアパーツには内側を白いマスキングテープで覆っています。
こうすることで建物の内側が丸見えにならず、窓から漏れる明かりも程よいやさしさになります。
この作業はほかの建物にも行っています。
角の雑貨屋
元が結構ハデなので、周りに馴染むように塗り替えます。
まずはオレンジがちょっときつめの屋根。
こちらにはMr.カラースプレー(艦底色)を吹きました。
あえて元の色が少し透けるくらいに吹き、ムラを残しています。
汚し塗装がちょっと目立つ外壁にはタンのスプレーを吹きました。
その後ひさしを艦底色でタッチアップし、遮光処理とウェザリングを施します。
いい感じになりました。
看板のシールは自作。恒例の言葉遊びシリーズです。
自転車屋ということで、自転車→bicycle→バイサクル→梅作(読みはウメサク)です。
ロゴマークが中々かっこよく仕上がってお気に入り。
他にもポスターや看板をたくさん貼って完成です。
元々造形が特徴的なので、手を入れるとかなり見栄えがしますね。
平屋
こちらは特に加工ナシ。
遮光処理とウェザリングを施して終了です。
ただし付属の柵は高さを切り詰め、色もタンカラーに塗り替えました。
日通営業所
ずいぶん前に中古屋でたまたま見つけ、入手していたものです。
他のキットよりも色的に目立ちすぎず、形状もおしゃれだったので採用。
色の塗り替えは特にせず、遮光処理とウェザリングを施しています。
(壁部分のプラがかなり薄く、遮光はけっこう苦労しました)
それにしても…問題は日通カラーの運送車が手元にないことですね(笑)
流通量は多いので中古屋でもちょくちょく見かけるのですが…その人気度は値段にも表れておりまして(;´Д`)
コンテストまでに手ごろな車両があれば購入しようと思いますが、なぁ無いなら無いで「いま配送中です!」ということにしときましょう。
鉄道官舎
去年と同じような見た目にしていきます。レイアウト同士を連結すると官舎同士が隣り合い、より“官舎”っぽくなるのです。
まずは屋根の塗り替え。
ジャーマングレーのスプレーを吹き、その後つや消しスプレーを吹きます。
壁板の色はそのままで、つや消しだけ吹いておきます。
ひさしや戸袋、配管や電気ボックス?の様な部分には適宜色差しをすることでかなり見栄えが変わってきます。
土台部分は余計な部分を切り取り、電飾のために穴を開けてあります。
休憩室
鉄道官舎と同様です。
やっとこさ建物の製作が終わりました。
そこまで数は多くないのですが、以外に時間がかかってしまいました。
でも見栄えは悪くないですね。
前回よりもモダンでおしゃれな建物が多く、木造瓦葺きの建物が並ぶ駅前とはちょっと違う雰囲気が出そうです。
しかし今はあまり余韻に浸っている余裕はありません。
次回はこれらの建物をレイアウトに固定し、そのまま地面作りになだれ込みます。
ということでまた次回!