田んぼを見下ろす土手を往く(前編)~100均ケースジオラマ 第2弾~

今回のテーマ

これまで2回にわたって水田作りを行ってきましたが、今回はその経験を活かしつつ小型の鉄道模型ジオラマを製作してみようと思います。

テーマはタイトルにもある通り、『田んぼを見下ろす土手を往く』ということで。

築堤の上に線路を敷き、手前に水田や農道を置く予定です。

築堤をくぐるトンネルも置いてみようと思っています。

郊外の田園地帯でよくあるような光景を目指して、頑張っていきます。

ちなみに“100均ケース”と銘打っていますが、実際には400円(税抜)のケースを使用しています。

ダイソーで売っている「コレクションボックス・アーチワイドL型」です。

サイズは345×133×134(mm)と中々のサイズで、横長の形状が鉄道模型ジオラマに向いています。

しかし…最も評価すべきは「カバー」が付いている点でしょう!

鉄道模型の最大の敵であるホコリをシャットアウトできる丈夫なカバーが付いてこのお値段。

そりゃ活用しますよね。

それでは材料のご紹介。

材料

  • フェイクモスシート(ダイソー)
  • コルクボード 3mm厚
  • スチレンボード 5mm厚
  • スタイロフォーム
  • インテリアシート(キャンドゥ)
  • 厚紙 0.5mm厚
  • 配線カバー0号
  • 特製地面材(デコボコベース)
  • リアリスティックウォーター
  • フレキシブルレール(KATO)
  • ラッカー塗料
  • ウェザリング用品
  • 緑化用のフォーリッジ、パウダー等
  • その他情景アクセサリー
  • コレクションボックス・アーチワイドL型(ダイソー)

稲に見立てる素材は、最初に試したダイソーのモスシートを採用。

水田内の水はリアリスティックウォーターとし、実感的な仕上がりを目指します。

作業工程

①開発計画の策定

今回は少々大きめのジオラマになりますので、一応どこに何を設置するのかを決めてから作業を進めようと思います。

今回はこのような感じに。

…正直ここまでちゃんとした計画書を作る必要はなかったです(笑)

線路は単線で、築堤は前回と同じようなスケールで設置し、手前のスペースを広くとります。

築堤沿いに農道をひき、手前側に水田を並べます。

水田と農道の間には用水路を、また築堤の一部分をくりぬいてトンネルを設置予定です。

ここが今回の山場でしょうか。

トンネルにつながる道路の右手は山にします。

これで計画書ができましたので、早速手を動かしていきます。

②土台のコルクシートを貼る

今回はステージ上に張る土台としてセリアのコルクシートを使ってみます。

ステージと同じ大きさに切り出したシートをボンドGクリヤーで接着。

これでプラスチックむき出しより作業がしやすくなるはずです。

③農道・築堤の心材を加工・設置

各種地形を作る上での「心材」を設置します。

まずは農道から。

計画書の図面を印刷し、スチレンボードにテープで固定します。

そうしたら、一段下げる部分(用水路と水田)の部分を切り出すようにカット。

これでキレイに切り分けられましたので、心材として必要な部分をボンドで取り付けます。

それでは築堤の心材づくりへ。

スタイロフォームを使用し、トンネルの部分も含めて計画通りに切り出します。

※本来もう少し後で取り付ける予定だった用水路ですが、この時点で取り付けました。

作り方は後述します。

寸法は問題なさそうなので、斜面の部分も切り落とします。

そうしたら、トンネル内側の壁面を厚紙で覆っていきます。

厚紙を丁度良いサイズに切り出し、トンネル壁面に沿うよう折り目を付けます。

次にカッターでかる~くスジ彫りしてからグレーのラッカーで塗装。

スジを入れた部分に塗料が多く入るので、ちょっとだけコンクリの継ぎ目っぽく見えます。

まあまあイイ感じになったので、築堤の心材も土台に接着。

最後に山部分の心材を接着します。

大まかに切ったスタイロフォームを接着した後、凹凸が付くように薄い台形のようなスタイロフォームをあとから貼り付けました。

心材の取り付けはこれで完了です!

前編はここまで

製作はまだまだ始まったばかりですが、キリが良いので今回はこの辺で。

次回は中編となりますのでどうぞお楽しみに!

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!

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