KATOのシリコンモールドで岩を量産!
今回のテーマ
今回は“岩”を作っていきます!
すぐに使う予定はないのですが、岩のストックが減っていたので「補充」の意味も兼ねて多めに作り置きしておこうという魂胆です。
作業工程
「シリコンモールド+地面材」を試す
以前、KATOのシリコンモールドと紙粘土を使って岩を製作しましたが、今回も基本的には同様です。
ただし今回は新たな試みを。
岩づくりにいつもの地面材を使ってみます。
乾燥時の表面の質感も悪くないですし、これが使えればまた幅が広がりそうですが。
まずはお試しで、いくつかのモールドに地面材を流し込んで、乾燥させてみます。
…2日ほど経ったでしょうか。
ええ…その通り、盛大にひび割れが入っております(笑)
こりゃダメですね。
厚い部分は乾燥しないし、乾いた分もうまくはがれずボロボロと…。
シリコンに地面材がこびりついてしまった部分もあり、目も当てられません。
やはりちゃんとしたプラスター(石膏)じゃないとダメそうです。残念。
改めて紙粘土で岩づくり
気を取り直して紙粘土で作っていきます。
今回は新たなシリコンモールドを仕入れ、そちらでも作っていきます。
紙粘土「かるがる」を型に詰めては抜き出す…その繰り返し。
前回よりも多めに作りました!
取り出した紙粘土は、3~4日ほどおいてしっかり乾燥させます。
乾燥したので色塗りを。
まずは緑系と紫系の色をアクセントとして塗ります。
これもあちこちで紹介されている工程でして。
「本当にこんな色を塗って大丈夫か?」と思いながらも試してみることに。
程よいランダム性を出しつつ塗りました。
こうして見るとギョッとする色合いですが、後々良い感じにまとまりますのでご心配なく。
あとは黒・灰・茶系の色を気まぐれに調色し、それなりに薄めてから重ね塗りをしていきます。
大体4、5回重ね塗りしたでしょうか。
個体によって色の組み合わせを変え、一様の色合いにならないよう気を付けました。
また、1、2回色を塗ったらいったん乾燥時間を設けるようにしています。
溶剤が浸み込み過ぎて、紙粘土がボロボロ崩れることを防ぐためです。
色付けが終わったら、最後に白のアクリルでドライブラシ。
これで一気に岩度がUPします!
完成!
完成しました!
これだけあれば、当分は持つでしょう。
前回作ったものよりも、それっぽくなった様な気がします。
やはり最初に塗った緑や紫が効いているのでしょうか。
岩ひとつとっても奥が深いですねぇ…。
というわけで「KATOのシリコンモールドで岩を量産!」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!