てのひらジオラマを作る 第6弾 ~廃線跡を作る~

今回のテーマ

てのひらジオラマ第6弾でございます。

今回は新たに入手したアイテムの使い心地を試してみようと思います。

そのアイテムというのがコチラ、「デコボコベース」です。

こちらはニッペホームプロダクツから販売されているDIY用品で、以下のような特徴があります。

  • 混ぜ済みの状態で販売されている、下地用の水性塗料。
  • 3mm程度の厚さまで盛ることができる。
  • モッタリとした塗料で、盛り方によって凹凸をつけることができる。
  • 乾燥時間は約1日。
  • 乾燥後は珪藻土塗料のような細かなザラザラが出る。
  • 乾燥後は塗装可能(一応水性塗料の指定)

この塗料をシーナリーセメント的な使い方ができないかどうか、試してみようというコトです。

なにしろ粉末と水を混ぜる手間が省けますので、これが使えるなら結構小回りが利いて便利そうなんですよね。

なおテーマである“廃線跡”ですが、特にモデルはありません。

山奥にある、雑草に覆われてしまいそうな線路を作れれば、という感じです。

材料

  • デコボコベース
  • フレキシブルレール(KATO)
  • マッチ棒
  • お手製の岩
  • 情景用パウダー ブラウン
  • TOMIX ペイントマーカー 赤サビ色
  • ダイソー MDF材 10×10cm
  • その他情景アクセサリー

作業工程

①枕木・岩を設置する

最初は普通にフレキシブルレールを敷こうと思ったのですが、(魔が差し)いいアイデアが浮かんだのでトライ。

…と言っても、枕木にマッチ棒を使おうってだけのものです。

スミ入れ塗料のグレーとブラウンを1:1の割合で混ぜ、薄め液を足したものを用意。

そうしたら、そこに2cmの長さにカットしたマッチ棒を放り込みます。

マッチ棒に塗料が浸み込むよう、和えます。

まぜまぜ。

ある程度混ざったらキッチンペーパーの上にあけます。

このまま乾燥させても良いのですが、「傷んだ枕木」っぽさを出すためもう一工夫。

塗料で湿った状態のマッチ棒に、パステル粉を適当にかけます。

灰色→黄土色→苔色の順に振りかけつつ、マッチ棒を擦り合わせてみたりします。

なかなか良い風化具合になりました。我ながらナイスアイデア。

これで枕木の準備は完了。

線路の敷設予定地をケガき、ルートに沿って接着します。

一部マッチ棒を割ったりすることで、腐り落ちたような雰囲気を出します。

まあこんな感じでしょうか。

②デコボコベースで下地を形成する

今回の主役、デコボコベースの登場です。

とりあえず開封…と。

調色棒で触ってみた感じだと、確かに結構モッタリ感があります。

「ホイップクリームみたい」という評も多い製品ですが、確かにそんな感じ。

これならうねりや模様をつけて盛っても、かなり保持してくれそうです。

それでは、地面となる部分にテキトーに塗ります。

枕木周辺はあとでバラストを撒くので、ここでは避けます。

筆や歯ブラシで表面を荒らしたら、乾燥するまで放置します。

…と言っている間にもだんだん乾いてきているような。

乾燥時間は1日となっていますが、あまり厚塗りしなければ4~5時間くらいでも乾燥しそうな勢いです。

とりあえず今回は作業時間の都合上、1日放置となります。

塗った感じは良さそうですが、果たしてどうなるでしょうか。

③地面の仕上げ

デコボコベースが乾きました。結構いい感じです!

うねりをつけたり歯ブラシで荒らした部分も普通に保持されていますね。

ここまでは順調です。

あとはこの先の塗装や施工に耐えられるかをチェックします。

ひとまず茶系のラッカー塗料で下塗り。

特に問題なく乾きましたが、表面は少しつるっとしてしまっています。

デコボコベースを塗ったときの荒らし方が足りなかったか…。

ということで少し予定を変更し、パウダーを撒いて表面を仕上げようと思います。

ボンド水をハケで塗り広げてパウダーを撒きます。

同時に岩もボンドでつけましたので、乾燥するまで放置します。

④レールの加工と設置

レールはKATOのフレキシブルレールを使用します。

枕木はもう必要ないので、レール部分のみ必要な長さに切り出し。

うーん…やはり元々ついている枕木パーツが無いと、線形も多少歪んでしまいますね。

(元々の形がキレイな直線だったら問題ないのでしょうが…。うちの場合、通販で注文したら見事な「U」の字に詰め込まれてきまして…。直線に戻すのにかなり苦労したんですよね。)

しかし今回は“廃線路”のジオラマなので、ガタついても問題なし!

ということにします。

どうせ廃線にするならというコトで、レールの一部を寸断しました。

これでさらに廃線度UP!

それではサビ塗装にはTOMIXのペイントマーカーを使用し、上面も含め塗装。

最後にウェザリングマスターで軽く土汚れをつけておきました。

⑤バラストを撒く

レールの固定もできたので、バラストを撒いていきます。

用意したバラストは「KATO バラストナノ-ブラウン-」です。

固着にはボンド液を使用しています。(約3倍希釈)

⑥緑化する

バラストの固着が完了しましたので、最後の仕上げです。

山奥っぽい雰囲気を出すべく緑化していきます。

完成!

いやいや、良いんじゃないでしょうか?

それなりに廃線っぽい雰囲気が出ています。

ガチャガチャでGETした戦車のフィギュアを置いてみましたが、これもイイですね!

今回の目的だった「デコボコベースを試す」ですが、悪くない結果だったと思います。

ラッカー塗装・ボンドを使用した接着作業を行っても特に問題ありませんでしたので、乾燥後の作業性は良好と言えそうです。混ぜ済みで保管も容易なので、非常に小回りが利きますね。

今回の様に小さいジオラマを製作する場合にはもってこいだと思います。

表面のザラザラ度がもう少し上がると良いのですが…ここはさらなる研究を要しそうです。

また何か試してみますので、どうぞお楽しみに。

というワケでてのひらジオラマ製作の第6弾「廃線跡を作る」でした。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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