シリコンモールドと紙粘土で”岩”を作る
多摩井鉄道ゆるゆる開発記
【第41回 シリコンモールドと紙粘土で"岩"を作る】
とっくに地形いじりは完了し、現在は建物や小物の設置を中心に作業しているのですが、ずっと気になり続けていたのが、「岩が無い」ということでした。
絶対に必要というワケではないですし、制作に手間がかかりそうだと思っていたこともあり、もともと岩の製作は見送る予定でした。
ですが、いろんな文献やブログで岩を設置しているところを見ているうちに、「やっぱ岩置きたいなぁ…」となったわけです(笑)
ということで今回は岩の製作と設置を行います。
情景レイアウトにおける「岩」と言えば、
・石膏を専用の型に流し込んで製作
・バークチップを塗装して岩に見立てる
・スチロール素材を削って塗装、岩に見立てる
など、いろんな方法で製作することができます。
今回どのように製作するか悩んでいたのですが、ショップでKATOのシリコンモールドを見ていた時にピンと来たのです。
「あれ、この型に“紙粘土”を押し込んで型取りすればラクチンなのでは?」
と思い、物は試しでチャレンジしてみました。
やることはシンプル極まりなく。
シリコンモールドに紙粘土を押し込んだら、はがして乾燥させるだけです。
乾燥後のモノがこちら。
ふむふむ、結構よさげに見えます。
それでは塗装していきます。
手元にラッカー塗料しかなかったので、それでいきます。
かなり薄めに溶いた塗料を少しずつ重ね塗り。
ベージュ・グレー・ブラックを使用していきます。
薄い色から少しずつ塗り重ねていく感じです。
最後にドライブラシで白を乗せ、塗装完了。
いやいや、思いのほかそれっぽくなりました。
紙粘土と塗料を完全に乾燥させるため、また一晩ほど置いておきます。
乾燥が完了したらレイアウトに設置します。
ということで今回はここまで。
次回、岩の設置編です。お楽しみに。