トラ45000用石炭パーツを作る
多摩井鉄道ゆるゆる開発記
【第31回 トラ45000用石炭パーツを作る】
以前2両セットで購入したトラ45000。
片方の車両には、前回マッチ棒製の材木を積載しました。(その時の記事は→こちら)
今回はもう片方のトラに積むための石炭パーツ(着脱可能)を製作しようと思います。
用意したものはこちら。
「トミーテック ジオラマ素材 石炭」「紙ねんど」「ラップ」「マットメディウム(多分ボンドでも可)」です。
紙粘土で心材を作り、表面に石炭素材を接着することで、着脱可能な積荷パーツを作ろうという試みです。
では製作に入ります。
まずはトラの荷台にラップを敷き、その上に紙粘土を盛ります。
石炭の盛り方をイメージしながら成形していきます。
今回は二つの山ができている盛り方にしようと思いますので、紙粘土を足しつつ成形します。
こんな感じで良いでしょう。
貨車から紙粘土を外し、乾燥するまで待ちます。
乾燥したら、石炭を接着する面を黒く塗りましょう。
こうすることで、接着した石炭同士にスキマができてしまった場合でも、紙粘土が目立たずにすみます。
なお、私は黒塗り作業を忘れましたwww
これはひどい。
まあこれくらいは何とかできます。黒く塗ったと仮定して進めましょう。
黒く塗った面が乾燥したら、その面にマットメディウムを塗布します。
メディウムの代わりに木工用ボンドを使っても特に問題ないでしょう。
(その際は多少、水で薄めた方が良いかもしれません。)
そうしたら、石炭素材を振りかけます。
パラパラーっと。
石炭を指でかるーく接着剤に押し付けます。
余分な石炭はひっくり返して落とします。
…と、本来ならあとは乾燥させるだけで完成のハズなんですが、今回は黒塗りを忘れるという失態により、石炭を二度付けするハメに。
素材は余計に消費しましたが、とりあえず紙ねんどが見えなくなり一安心です。
黒塗りをしていても、石炭の付き方が甘く隙間が目立ってしまう場合は、石炭を追加で接着するとよいでしょう。
用意した素材の量とご相談の上でどうぞ。
というわけで接着剤が乾いたら完成です。
さっそく積んでみましょう。
むむ…石炭二度付けのせいか、かなりかさが高くなってしましました。
現実でこんな積み方をしたら、走行中にボロボロこぼれてしまいます。
ですが修正は簡単です。
何しろ心材が紙ねんどですから、余分を切り落とすだけで高さの調整ができます。
というわけで高さを低くしました。ちょうどいいですね。
石炭素材も専用のモノですし、品質が良いです。
角度によって面がキラキラ光り、まさに「黒いダイヤ」と呼ぶにふさわしい見た目になりました。
編成に組み込んだ時の存在感も段違いですし、これは素晴らしいですね。
しかも偶然ながら、車両ケースに一緒にしまえます。僥倖…っ!!
いやー、それにしても模型製作の沼にズブズブはまっていく自分がここにいます…。
ま、それもいいでしょう。楽しみましょう(現実逃避)
というわけで今回はここまでです。
細かいアクセサリー製作はまだまだ続きます。
お楽しみに。