『途切れた線路のその先は』完成! ~T-TRAK製作後記2022 最終回~
2022年12月31日
気が付けば大晦日。まさに光陰矢の如しです。
今年もジオラマ作り・ゲーム製作・旅行など、いろいろと充実した一年になりました。
(年々、月日の経過を速く感じるようになってきました…)
さて、前回で何とか完成までこぎつけたT-TRAKモジュール『途切れた線路のその向こう』。
製作後記もこれで最終回。最後に作品をご紹介して2022年を締めくくりたいと思います。
全景
まずは全景から。
作品のテーマは「SL×水田×神社」です。
“非電化ローカル線の線路沿いに広がる水田、そこにポツンと佇む小さなお社”
そんなイメージをもとに製作しました。
去年のモジュールと比べても地形の起伏が少なく広々としています。
名所紹介
水田
ボードを広く利用して配置した水田。
この作品の中核をなすメインの情景です。
水田がある部分には、手前も奥も高さのある設置物を置いていません。
この作品も全方位型の作品となり、裏側から水田越しに列車を眺められるようになっています。
はい、どうでしょう!中々素敵な風景です。
本当は両側にもっとバーッと水田が広がっていると迫力もあるそうですが、今回はこんなものでしょうか。
神社
駅前商店街から繋がる道を進んでいくと、野須田神社に突き当たります。
広い水田の中にポツンと浮かぶ神社…これもまた日本の原風景でしょう。
今回初めて利用したオランダドライフラワーも活躍し、近くで見ても中々の見ごたえ。
ホームと跨線橋
去年のモジュールに駅舎を構える「野須田駅」のホーム。
こちらには跨線橋を設けました。
KATOの跨線橋は着色済みのキットですが、全体を塗り替えてウェザリングしたことでかなり良いディティールになりました。
こういった立体的な設備は、視覚的にもかなり楽しくなりますね!
商店街
野須田駅前商店街。
木造瓦葺きの建物が並ぶ駅前から少し離れ、比較的近代的な雰囲気になっています。
奥に建っている火の見やぐらも良い雰囲気。
モジュール正面に背を向ける形ですが、日通の営業所も設けました。
ホームの真裏にいるので分かりにくいのですが、事業トラックが休憩を取っている模様です。
…かなり車庫入れが難しそうですね(笑)
他にも医院や自転車店など、バリエーション豊かな施設が立ち並びます。
去年のモジュールと連結!
さて、一通り紹介も終わりましたので最後に去年のモジュールと繋ぎ合わせてみます!
おお!かなり雄大な感じに!
流石に620mm×2の1240mm、中々の迫力です。
フル形態となった野須田駅2番ホームは有効ホーム長が約1000mmとなりますので、機関車+客車6両の編成が問題なく停車可能です。
(1番ホームはさらに長く…できそうですね!)
駅前の商店街もさらに奥行き感が。
右手から覗いた時に奥に見える神社も、これまた良い存在感です。
こんな感じに広げての半お座敷運転も、より一層楽しめるようになりました!
自宅でこれだけのレイアウトを楽しめるようになるとは、かつての自分は思ってもみなかったでしょう。
さいごに…
なんだかんだ最後までばたばたとしたレイアウト製作ではありましたが、なかなか良い作品になって満足しています。
今後は新たな世界観でレイアウトを作りたい気持ちもありますし、今回のレイアウトをさらに拡張するのも面白そう。
まだ細かくは決まっていませんが、また何かしら作りたいなと思います。
当ブログをご覧の皆様、今年も多摩井鉄道をお引き立て頂きありがとうございました。
来年もこんな調子でゆるゆる更新していくと思いますので、一つよろしくお願いいたします。
それでは皆様、良いお年を!m(__)m