てのひらジオラマを作ってみる ~第9弾 虹龍洞入口~
今回のテーマ
今回は“東方×ジオラマ”なネタです。
2021/5/4にSteam上で製品版が頒布された『東方虹龍洞 〜 Unconnected Marketeers.』。
私もいち東方ファンとしてプレイしました。
強機体との呼び声高い早苗さんでもって、ようやくノーマルノーコンまでこぎつけました。
やはり弾幕シューティングは難しい…(;´Д`)
そんなこんなで楽しんでいるのですが、特に印象的だったシーンがあります。
3面ボスの駒草太夫(山如)と出会う場面です。

背景にポッカリ口を開けた坑道らしきもの(虹龍洞)が映るこのシーン、体験版最終面だったこともあってとても印象的でした。
今回はこの場面を切り取ったジオラマを作ってみようと思います。
まずは材料のご紹介から。
材料
- スタイロフォーム
- 竹串
- 銀杏串
- 特製地面材
- シーナリーストーンプロ(グレー)
- 軽量紙粘土 かるがる
- ラッカー塗料
- ウェザリング用品
- 緑化用のフォーリッジ、パウダー等
- MDF板材 10×10cm(ダイソー)
作業工程
①坑木の作製
まずは坑木(坑道が崩れないように支える木材)を作っていきます。
ゲーム中のスクリーンショットを参考に、壁面と天井に分けて組んでいきます。
組み方は簡単。
銀杏串を2段に積んでボンドで固定するだけです。
ボンドが乾いたら、設置箇所の寸法に合わせて余分を切り落とします。

以前購入したカッタータイプの小型ノコギリがここで活躍!
断面に見える節?が少し気になりますが、今回はこのまま続行します。
太い梁の方は竹串を使い、太さに差が出るようにしています。
こちらは古いニッパーでカットしておきます。
(本来はこちらも小型ノコで切った方が丁寧なのですが…省エネ加工です!)
カットが終わったら、タミヤスミ入れ塗料のブラウンとライトグレーを混ぜたモノを薄めてから全体に塗ります。
こうすることで多少は風化した木材の風格が出ます。
改めてスクショを確認すると、坑木が少し苔むしているのが分かります。
なのでパステル粉をアクリル塗料で溶いたモノをペタペタ塗り、苔っぽい風味をつけて仕上げます。

最後に各パーツをボンドで組み上げれば、坑木の完成です。
②入口周辺の地面作り
それでは地面作りに取り掛かり…たいのですが、スクショだけでは入り口周りの地形がよくわかりません。
地面に対して斜めに刺さっているのか…はたまた斜面に向かって水平に刺さっているのか…。
断定はできませんので、今回は斜面に入り口が空いている形にしておきたいと思います。
というコトでスタイロフォームを用意。入り口の両脇に斜面ができるように寸法を測りカット、そのままボンドで接着します。
ボンドが乾いたらいつもの地面材で表面を覆います。
山だけでなく、地面の部分にも塗ってしまいます。

地面材が乾いたら、坑道内とそこにつながる道の部分をラッカー塗料で色付け。
タンカラーを薄めて塗りました。
(その周りの地面はこの段階で塗る必要はありませんが、塗料が余ったのでテキトーに塗っています)
③坑木の設置
地面の下準備ができたので、先ほど組んだ坑木を固定します。

④入口周辺の地形調整
山の斜面に穴が開いているということなので、更に斜面を作っていきます。
やることは手順②と同様です。
坑道の上にスタイロフォームで斜面の心材を作り、表面を地面材で覆います。

坑木壁面の横に空いたスキマも、この時点で埋めてしまいます。
一気に鉱山っぽい雰囲気になりました。
なお、余っていた岩(紙粘土製)を設置してみました。出来心です。
地面材の乾燥を待ち、暗めのブラウン系ラッカーで周囲の地面を塗れば完了です。

⑤砂利の接着
スクショの下部、入口周辺の地面を見ると砂利が所々に広がっているのが分かります。
また、その部分はちょっとした水たまり…のようにもなっています。
この部分を作っていきます。
まずはボンド水をそれらしい位置に塗布します。この時、少し多めに塗るようにします。
そうしたら砂利代わりとなる津川のシーナリーストーンプロ(グレー)を、ボンド水を塗った位置に撒きます。
作業はこれだけ。
このまま乾燥させるとこのような感じに。
(1度の塗布ではちょっと薄かったので、濃いめに溶いたボンド水を重ね塗りしました)

砂利を固定しつつ、水たまりっぽいモノができました!
問題ないのでここは完了。
⑥緑化キャンペーン
一応の緑化キャンペーン。
そこまで木々が生い茂っている様子ではないので、最低限の緑化だけしておきます。
茂みには淡い色のフォーリッジを使用。
モーリンの「カントリーグラス⑥ ブラウン」で落ち葉や枯草の様な表情も付けてみたり。

⑦いざ雪景色へ!
それでは最後の大仕事!
あちこちに雪を積もらせていきます。
雪景色は初挑戦。どうやって作ろうかと思案しましたが、こちらの記事を参考にさせて頂きました。
鉄道模型工作実験室さま、大変参考になる記事をありがとうございますm(_ _)m
こちら、要は「ドロドロに溶いた紙粘土を盛りつけ、雪に見立てる」という手法です。
奇しくも使用している紙粘土が同一製品。上手くいきそうです。
プラコップにちぎった紙粘土・少量の水を入れ、しばらくなじませた後によくかき混ぜます。
練りセメント程度のドロドロ加減になったら、随所に盛り付け。

おお!かなり雪っぽい!
混ぜ方が強すぎたのか雪が泡立ってしまうなどのハプニングもありましたが、中々満足のいく出来です。
この手法は今後も手本とさせて頂こうと思います。
⑧早苗さんの用意
というわけでジオラマの方はほぼ完成しましたが…
最後に一仕事残っています。
せっかくの東方ジオラマなのですから、キャラクターも置きたいところ。
ということで以前手塗りした蓮メリ同様、無塗装フィギュアを塗っていきたいと思います。
これはもう気合です。必要なのは気合です…!

塗り終わった…(疲労困憊)
目が…目の疲労がヤバいです…が何とか塗れました。
守矢神社の風祝、東風谷早苗です!
ボディラインが美しい…。髪のボリュームもぴったりです。
このフィギュアはネット通販で購入したノーブランド品なのですが、お誂え向きでした。
完成!

「妖怪の山にこんな処が…」と立ち尽くす早苗さん。
程なくして“駒草太夫”こと駒草山如も登場するシーンですね。
中々の雰囲気になったんじゃないでしょうか?
正面からみるとこんな感じ。


ゲームのスクショと比較しても結構悪くないですね。
地面に積もった雪の具合や坑木の苔むし具合など、それっぽいです。
フィギュアと比較しても、割と丁度良いサイズ感になってよかったです。
雪景色は今回初めて作りましたが、簡単な作業ながら悪くない仕上がり。
雪素材は他にもいろいろあるようなので、さらに改良していきたいところです。
それでは、「てのひらジオラマを作ってみる ~第9弾 虹龍洞入口~」でした!
東方×ジオラマ、これはよいモノです…(*’▽’)
最後までお読みいただきありがとうございました!