ホーム周り施設の塗装・組み立て ~T-TRAKジオラマ製作後記 その14~
作業日:2021/7/7~7/14
建物類の組み立て、ガンガン進めます!
ボード関係の色々が完了し、あとは情景作りにまい進するだけ!
まずはKATOローカルホームセットに入っていた建物類を組んでいこうと思います。
KATOのローカルホームセット、名前こそ“ホームセット”ですが、実際には詰所や倉庫、便所などといった周辺の建物も多く入っていてボリュームたっぷり。
今回のレイアウトにも多くの建物を使用します。
それでは早速塗り替え…の前に、仮組みした感想でも。
ホームの組み立てをしたときもそうでしたが、大変ハマりが良いです。
「接着剤いらず」を謳っているだけあって、各所の溝にパーツをハメこんでネジ止めするだけでキレイに組み上げられます。
(もちろん多少のスキマが生まれるので、接着剤は使うことになるのですが)
特に驚いたのは、漆喰壁も別パーツ成形されていること。
パーツごとに成形色もついているので、接着剤どころか塗装すらせずともそれなりの建物が出来上がります。
そんな感じでまぁ確かに“イージーキット”だなと感心したのですが、やはり成形色ママだとプラ特有の光沢が目立つのも事実。
ということで、あちこち塗り直したりしながら組み立てていきました。
ホーム上屋
屋根:ジャーマングレー→Mr.スーパークリアーつや消し
板組部・支柱:ウッドブラウン+マホガニー+つや消しホワイト
白塗り部:つや消しホワイト+タン
排水管:ガンクローム
排水管は元々途中までしか成形されていなかったので、1mm径プラ丸棒をつぎ足しました。
支柱の部分に小さくカットした0.5mm厚プラ板を張り付け、排水管の補強に利用。
詰所
屋根:ジャーマングレー→Mr.スーパークリア―つや消し
壁板:ウッドブラウン+マホガニー
白壁:つや消しホワイト+タン
ドア:タン+ウッドブラウン
排水管:ガンクローム
本来は詰所に使う建物ですが、住宅地の密集度を上げるのにちょうどいいので平屋住宅のフリをしてもらうことにしました。
雨どいから延びているらしき排水管をシルバーで塗ったのが功を奏し、かなり良い雰囲気に。
ちょっとした色差しが、仕上がりを一気に引き締めてくれます。
なお土台のパーツは周りの部分を切り欠きました。
貨物倉庫
屋根:あずき色+マホガニー+つや消しホワイト
壁板:ウッドブラウン+マホガニー
白壁:つや消しホワイト+タン
ドア:タン+ウッドブラウン
土台部分は鉄道官舎と同じく切り欠き、設置箇所に合わせて津川のプラペーパー[レンガ80]を塗装して接着しています。(土台部の加工は3枚目の写真をご参照ください。塗装前のモノですが)
貨物上屋
屋根:ジャーマングレー→Mr.スーパークリア―つや消し
壁板・支柱:タン+ウッドブラウン+つや消しホワイト
土台パーツは使用せず、差し込み用の突起を切り取ってそのままホームに接着。
待合室
屋根:ブラックグレー+つや消しブラック+ブルー
壁板・支柱:タン+ウッドブラウン+つや消しホワイト
ベンチ:マホガニー
当初は2番ホームの待合室として設置予定でしたが、どうにも納まりが悪かったためバス停の待合ベンチに用途変更。
結構良い雰囲気になりそうです。
小屋
屋根:ガルグレー
壁板:ウッドブラウン+マホガニー
ドア:ウッドブラウン+タン
これも土台パーツは全て切り欠き。
ホーム終端と高さを合わせるため、2mmプラ角棒と0.5mm厚のプラシートを使ってかさ上げ。
ホーム柵
最初ウッドブラウンのスプレーを吹いたのですが、そのままでは彩度が高すぎたため、タン+ウッドブラウン+つや消しホワイトで調色してエアブラシで塗り替えました。
全体的にプラっぽい光沢が軽減され、重みが出ました。
ウェザリングはまた次回まとめて行うことにします。
長々と建物を作ってきましたが、ようやくひと段落。
このペースで進めば、ひとまずコンテストには間に合いそうです。
それにしても…雨は嫌ですねぇ…。
(この記事を書いたのは7月頭辺り)
私はあんまり気にしないで作業をしてしまっているのですが、T-TRAKコンテストに向けて作業を進めている方々は、この長雨にやきもきすることでしょう。
はやく梅雨明けして欲しいものです。
…と、季節ネタをナチュラルに挟んだところで今回はここまで。
また次回、どうぞお楽しみに。