てのひらジオラマを作る 第5弾 ~耐水ペーパーの道路と歩道(前編)~

04/09/2021

今回のテーマ

てのラマ製作も今回で早くも5回目。良い練習になっています。

さて、今回のテーマは“道路”です。これもレイアウト製作には欠かせない要素ですね。

道路についても様々な製作方法があるのですが、今回は作りやすさを重視して「耐水ペーパー方式」を採りました。

この耐水ペーパーの細かいザラザラを路面に見立てるというもので、

  • 塗装する必要がなく、紙製なので加工しやすい
  • ほぼ素材ママなので、出来栄えが安定する
  • 安い←重要

といったメリットがあります。

初心者にとっては加工しやすいのがイイですよね。

というワケで今回の材料リストです。

材料

  • 耐水ペーパー(1000番)
  • 厚紙(0.5mm厚)
  • ラインテープ(ICフリーテープ、ホワイト1mm)
  • KATO ガードレール
  • 情景テクスチャーペイント ダークアース、ライトサンド
  • ラッカー塗料 ブラウン系
  • ウェザリングマスター A
  • 緑化用のフォーリッジ、パウダー
  • ダイソー MDF材 10×10cm
  • その他情景アクセサリー

大部分が耐水ペーパーで覆われるので、作業量は少なそうでしょうか。

それでは作業開始です。

作業工程

①耐水ペーパーを車道・歩道の形にカットする

さて、道路を敷くうえで大事なのが「道路幅」です。

片側一車線道路における片方の道路幅は、おおよそ車道が3m、歩道が1~1.5mくらいだそうです。

Nスケールにすると「車道:20mm、歩道:8mm前後」となります。

対向車線の分も合わせると合計96mm。

今回はこの幅員設定とします。

歩道は車道より少し高くする予定なので、先に切り分け。

これで40mm幅と8mm幅の耐水ペーパーが用意出来ました。

そうしたら設置予定箇所の大きさに合わせて、余分を切り落とします。

②道路を貼り付ける

耐水ペーパーの準備ができたら、先に道路だけボンドで土台に貼ります。

③歩道かさ上げ用の厚紙を貼る

歩道は0.5mm厚の紙でかさ上げしますので、先に厚紙を貼ります。

大きめにカットした厚紙を道路の外側に貼り、ボンドが乾燥したら余分を切り落とします。

④歩道を張り付ける

厚紙が固定出来たら、あらかじめカットしておいた歩道を道路に沿って貼り付け。

こんな感じになりました。

こうすることで歩道部分は厚紙の厚さの分(0.5mm)だけ高くなるという寸法です。

ただ、段差部分を横から見ると紙の色が見えてしまうことを失念していました…。

ので、その部分は細筆でグレーに塗っておきました。

今後はあらかじめ塗ってから貼るようにしなくては。

⑤歩道外側の地面作り

厚紙が見えている部分は、とりあえず普通に地面にしてしまいます。

まずは下塗り。茶色のラッカー塗料を使います。

塗料が乾いたら情景テクスチャーペイントの出番。毎度活躍しています。

ライトサンドに少しだけスミ入れ塗料(ダークブラウン)を混ぜました。こうやって色味を変えるのもアリですね。

…と思って混ぜてたのですが。いやに混ざりが悪い。まるで水と油。

ってそりゃそうだ!アクリル塗料とエナメル塗料ではないか!

道理で混ざりにくいわけです。

ただ、そのまま混ぜてたらなんだかんだで混ざりました(笑)

大丈夫かどうかわかりませんが、そのまま塗りました。

情景テクスチャーペイントが乾くのを待ちつつ、次の作業へ。

続きは後編にて

…といきたいところなんですが、今回は長くなりそうなのでココで一旦切らせて頂きます。

続きは後編にて。

というワケで「てのひらジオラマ第5弾 ~耐水ペーパーの道路と歩道(後編)~」でした!

ここまでお読み頂きありがとうございました!

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